FLB-86 Li-ion Battery for YaesuFT817/Elecraft KX3
FT-817/KX3用 内蔵Li-ion バッテリー 完成品
(FNB-85コネクタ互換 大容量リチウムイオンバッテリー PSEマーク承認済)
【名称】FLB-86 八重洲FT-817/818シリーズ/Elecraft KX3
内蔵用 Li-ion バッテリーパック (旧機種FLB-85.32はこちら)
【特徴】各社純正バッテリーパックと置換可能プラグ互換
・現用の充電器にて充電可能
・大容量3200mAH高電圧11.4Vハイパワー長時間運用可能
817神話とも言える”Hiパワー設定でも送信出力アイコンL3が点滅すると2.5Wになる”は間違いです。
10.5Vまでは5W送信します。 下のグラフをご覧ください。
・日本製リチウムイオン電池使用・保護基板内蔵
・別途急速充電器も用意
・TH-D74等ハンディー機の外部バッテリーとして使用可能
【特性】11.4V 3200mAh 36Wh です。満充電時は12.4Vあります。
Yaesu FNB-85の コネクタ互換バッテリーで、FT-817ND付属の充電器で充電する事ができます。FNB-85に比べて、容量が増えている分だけ充電時間も増加します。FNB-85が9.6V 1400mAh 14Whに対して、本品は11.4V 3200mAh 36Wh です。急速充電が必要な場合は、急速充電器を使用することで2時間ほどで充電が完了します。八重洲純正のニッケル水素電池のようにメモリー効果もなく、長期間使用せずともほとんど劣化しません。寿命は純製品の数倍以上と思われます。保護回路を内蔵し、満充電にて5Wハイパワー2.5時間以上のFT-817運用(送信1:受信3)やKX3での10W運用が楽しめます。 Yaesu FNB-85に比べて、電圧が高く内部抵抗が低いかは、次のビデオでご覧いただけます。
6502.JP ビデオ |
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【 FLB-86と八重洲FNB-85の負荷特性を比較する 】
FNB-85(Yaesu) と FLB-86(Shop6502)の物理特性比較
FNB-85 長90.2x幅56.5x厚14.5mm 重202g 9.6V 1400mAh
SBR-32MH (FT-818付属の新製品) 9.6V 1900mAh
FLB-86 長82.2x幅54.0x厚15.7mm 重160g 11.4V 3200mAh
FNB-85(Yaesu) と FLB-86(Shop6502)の価格性能比較
FNB-85 7,560円 (税込定価)容量13.4Wh 564円/Wh
SBR-32MH 8,100円(税込定価)容量18.2Wh 445円/Wh
FLB-86 12,000円 (税込定価)容量36.5Wh 414円/Wh
FLB-86の寿命はFNB-85よりずっと長いのでさらにお得!
八重洲FNB-85Ni-MHの無負荷時と電流1.94A時の電圧の電圧比較(上) 送信すると即電圧降下します
6502製FLB-86Li-ionの無負荷時と電流2.3A時の電圧比較(下) 送信時も電圧降下は少なくHiパワーを維持できます。
※ いずれも満充電にて、定負荷(5Ω)接続
【重要】バッテリーには日立マクセル(日本工場)製リチウムイオン電池を使用し、保護基板を実装して種々の安全対策を施してあります。また、約1年間にわたるFT-817NDへの実装運用試験を行って製品の安全性と寿命(FNB-85に比べて十分長寿命であること)を確認しておりますが、出来る限り低価格での提供するため製品の保証に関しては、2週間以内の初期故障のみの対応とさせて頂きます。(実際には3年経ってもサポートを継続していますがHi)よってご購入後、廃棄までの一切をお客様の自己責任において本製品をご利用いただくことになります。 ご購入時は、これを御了解いただいたものと理解させていただきます。
取扱説明書FLB-86 ダウンロード Oct.29,2017
補足説明・重要注意事項 FLB-86 ダウンロード Oct.29,2017
コネクタ変換ケーブル for KX3 取扱説明書(KX3) ダウンロード
Instruction Manual FLB-85.32 Download
KX3で使用する場合は「コネクタ変換ケーブル for KX3」が必要です。
詳しい製品内容と製作方法に関する参考サイト https://6502.jp/batLi2/817BatLi86_1.html
この下のビデオ2本は、旧モデルFLB-85.32のものです、新モデルFLB-86については準備中です。
6502.JP ビデオ |
「 FLB-85.32をFT-817に実装する 」 |
「FLB-85.32バッテリーの組立とKX3/FT-817への実装」
出荷検査では約60%充電(無負荷電圧約11.5V)の後、2A 負荷時の電圧を測定しています。 |
【FLB-86の補足説明】
FLB-86の取扱い・説明書には、1点隠れている部分があります。実は旧製品FLB-85.32の単セル電圧が3.7Vであるのに対して、FLB-86では3.8Vの品を使用しています。またFLB-85.32の充電電圧上限は12.6Vでしたが、FLB-86の充電電圧上限は13Vとなっています。6502.jpでは、現在旧製品が広く使用されていることを考慮し、安全のために充電上限電圧を12.6Vのまま表記しています。バッテリーの容量が十分あるので寿命のためにも完全満充電にせず、実用満充電という扱いにしています。
【本品の保証と返品・交換等について】
初期不良のみ交換対応いたします。
万が一、修理が必要な場合は有料にてお受けいたします。御自身で修理を試みる方は情報サイト(http://www.jh1ifz.com)を参照してください。
保護基板もバッテリーもWebにて購入可能です。メールを頂ければアドバイスもいたしますが、自信の無い方は修理をお申し付けください。
【今までに発生したクレーム】
充電できない:ユーザがFT-817を充電モードに設定していなかった
(方法) 〔F] 長押し → 〔SEL〕でメニュー 11 BAT-CHG
〔DIAL〕で 10 か 12 を選択
〔F] 長押し
〔F〕短く押す → 〔SEL〕で 〔CHG〕〔VLT〕〔DSP〕標示
〔A〕(CHG)押す 右下にバッテリーマーク出現
〔PWR〕長押して電源OFF
CHG TIME RMN標示が出れば充電中です
充電終了後は、必ず、プラグを抜いてください。
FT-817(A)の設計により小電流で充電を続けますので
過充電によりバッテリー寿命が短くなります。
【メーカー製のFT-817/818用Li-ionバッテリーが出てこない理由】
中華製のリチウムポリマーはありますが私にとっては論外(短時間パワーさえ出せれば燃えてもいい的なラジコンを別にして)、台湾の組電池メーカからの話では中華製は容量表示も大きければ売れるということあてにならないということでしたし。さて、先のメーカにFT-817用のリチウムイオン電池の制作を打診したことがありました。絶縁被覆なしの試作品は出来てきてFLB-86と同等の性能でしたが、生産は断られてしまいました。理由は、「通常の生産方法ではこのバッテリー容量と大きさ(厚み15mm+0.2mm)は実現できない」ということでした。私がFLB-86を見せたところ、これほど手間のかかる(芸術的な?)作業はできないとのことでした。
☆ここまで読んでくださってありがとうございます。DE JH1IFZ