MBone詳細説明

 

MBoneの設計方針

PbFreeハンダ

 (1)FT-817/817/857などポータブル機に特化した特性
 (2)非常用電源として利用可能
 (3)航空機持ち込み可能
 (4)並列運転可能
 (5)ノイズレス(DC-CDコンバータ不使用)
 (6)3直列Li-ion専用充電器採用(PSE承認済)

 
PbFreeハンダ

 上のグラフはFT-817NDのバッテリー電圧ーRF出力特性の実測値です。5W出力を得るために13.8V は不要で、11Vもあれば十分5W出力が得られます。FT-817はHiパワー設定していてもバッテリー電圧が12Vを割り込むとパワー表示が点滅するために出力が低下していると思われていますが実はそうではありません。FT-817のNi-MHの電圧が標準9.6Vであったため、この神話が広がってしまいました。
 下のグラフはバッテリー運用が考慮されていないデジタル簡易無線機です。こちらは13Vを割り込むとRF出力は低下し、11Vでは半分の2.5Wになってしまいます。

 
PbFreeハンダ

 MBoneの特徴の一つに、”並列運転が可能” であることが挙げられます。この時デジタルパネルメータが大切な役割を果たします。並列接続時は2台のバッテリー電圧が等しいことが必要です。厳密に一致させる必要はありませんが近い方が好ましいのです。2台並列にするとバッテリー容量は倍に、内部抵抗は二分の一になり、FT-857Dの50W運用にも余裕で給電できるようになります。

PbFreeハンダ



 実際にMBoneを2台並列運転をして、FT-857D RF出力50Wで運用している状態をご覧ください。

 
PbFreeハンダ



 内蔵しているバッテリーは日本製18650を9本、3本並列・3セット直列で使用しています。飛行機に持ち込める1台あたりの制限容量以下にに抑えてあります。

 
PbFreeハンダ



 充電器は電安法の厳しいPSEをクリアしマークも表示してあるUPS(非常用電源)として使用可能なしなです。これ単品で¥15,000で販売されている品です。
 この充電器はMBone以外にもShop6502製の電圧11.1V(Li-ion3直列)を使用している機器と共用できます。

 
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